日本へは、発癌性が問題となったチクロやズルチンなどの合成甘味料に替わる天然甘味料として、1970年頃農水省が南米パラグアイからステビアを導入し、試験栽培が始められました。 葉にはステビオサイド、レバウディオサイド等の甘味成分が多量に含まれ、砂糖の250倍の甘味があり、更にカロリーは90分の1です。
現在では、ダイエット用食品や糖尿病患者用メニュー等、多種多様な加工食品に利用されています。
しかしある時、捨ててあったステビアの茎の近くの木になるミカンが美味しいと評判になり、それから茎の研究が始まり今日のステビア資材・甘味料・飲料用・になりました。
その後、ステビア草154品種のなかから、作物品質向上効果に優れる品種の茎葉を用いて、科学的処理を一切行わずに製造しております。
このため有機栽培にも使用できます。
栽培されたステビア草が蕾をつける前に、地上部(茎葉)を刈り込みます。収穫後に、自然乾燥させた茎葉を厳選し、原料として使っています。
なお、選抜段階で、乾燥状態の悪い(乾燥不足や乾燥時に変色してしまった物)は取り除いております。
肥料の種類 | 商品名 | 提出先 | 受理日 | 受理番号 |
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特殊肥料 | ファームA | 鹿児島県
加治木農林事務所 |
H15年1月20日 | 鹿姶良肥生 第10号 |
特殊肥料 | アグリクラウンペレット | H15年7月25日 | 鹿姶良肥生 第13号 |
商品名 | 提出先 | おかやま有機
無農薬制度 |
承認番号 |
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ファームA | 岡山県農業開発研究所・ 有機認定事務局 |
○ | 141号 |
アグリクラウンペレット | ○ | 142号 | |
ステビア不思議パウダー | ○ | 143号 | |
ステビア不思議ペレット | ○ | 201号 |
また、2004年6月にWHO(世界保健機構)FAO(世界食糧機構)の合同部会においてステビアの安全性が認められました。
試験項目 | 試験機関 | 試験結果 |
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急性毒性試験
LD50 |
日本食品衛生協会
第01-4651号-02 (1991年) |
体重20gのマウス10匹に1gずつステビア原液を強制経口投与、10匹とも30分以内に正常に回復。
結果としてLD50は1kgあたり50ml以上で、急性毒性は極めて低い。 |
皮膚に対する安全性試験 | JR東京総合病院皮膚科
日毛研究発第2059号 (1990年) |
健康な人の皮膚にステビア濃縮エキスを塗布後、48時間パッチを密閉塗布し判定。24時間後、42人中1人が軽微な紅斑、その他は異常なし。7日後、全員異常なし。 |